<strong>基礎地盤コンサルタンツのホームページには、地震調査報告書がアップされている。古くは1978年の宮城県沖地震から、阪神淡路大震災、東日本大震災、まだ傷跡の残る令和6年発生の能登半島地震まで、海外の地震も交え、30数件にのぼる調査報告資料が閲覧可能で、だれでもダウンロードできるようになっている。災害復興などを終え、正式な各種学協会発行の報告書とは異なるが、民間企業として多くの人の役に立つよう、自主的にこのような試みがなされている。青山翔吾は、能登半島地震の被害調査および報告書作成に関わる部署である地盤・岩盤解析室の若手社員である。</strong>
<strong>基礎地盤コンサルタンツのホームページには、地震調査報告書がアップされている。古くは1978年の宮城県沖地震から、阪神淡路大震災、東日本大震災、まだ傷跡の残る令和6年発生の能登半島地震まで、海外の地震も交え、30数件にのぼる調査報告資料が閲覧可能で、だれでもダウンロードできるようになっている。災害復興などを終え、正式な各種学協会発行の報告書とは異なるが、民間企業として多くの人の役に立つよう、自主的にこのような試みがなされている。青山翔吾は、能登半島地震の被害調査および報告書作成に関わる部署である地盤・岩盤解析室の若手社員である。</strong>
「若手とはいっても、わがままでずいぶん長く学生をやらせていただいたので、今年入社10年目の40代です。我が社の場合、この調査報告書の作成業務は、これまで熟練社員の方々を中心に行われてきましたが、今回の地震被害調査では、調査技術の継承なども兼ねて、私を含め複数の部署から若手社員が調査に参加し、報告書作成に携わりました」
「若手とはいっても、わがままでずいぶん長く学生をやらせていただいたので、今年入社10年目の40代です。我が社の場合、この調査報告書の作成業務は、これまで熟練社員の方々を中心に行われてきましたが、今回の地震被害調査では、調査技術の継承なども兼ねて、私を含め複数の部署から若手社員が調査に参加し、報告書作成に携わりました」
「若手とはいっても、わがままでずいぶん長く学生をやらせていただいたので、今年入社10年目の40代です。我が社の場合、この調査報告書の作成業務は、これまで熟練社員の方々を中心に行われてきましたが、今回の地震被害調査では、調査技術の継承なども兼ねて、私を含め複数の部署から若手社員が調査に参加し、報告書作成に携わりました」
今回の地震とは、令和6年元日に発生した能登半島地震である。大学院で土質力学を学び、指導教授に付き添うかたちで何度か地震調査の経験があった。だが、建設コンサルタントとしては初めての経験であり、今回の体験は、自分自身のキャリアにとってもかなり大きな出来事であったと、青山は語る。
<strong>今回の地震とは、令和6年元日に発生した能登半島地震である。大学院で土質力学を学び、指導教授に付き添うかたちで何度か地震調査の経験があった。だが、建設コンサルタントとしては初めての経験であり、今回の体験は、自分自身のキャリアにとってもかなり大きな出来事であったと、青山は語る。</strong>
<strong>今回の地震とは、令和6年元日に発生した能登半島地震である。大学院で土質力学を学び、指導教授に付き添うかたちで何度か地震調査の経験があった。だが、建設コンサルタントとしては初めての経験であり、今回の体験は、自分自身のキャリアにとってもかなり大きな出来事であったと、青山は語る。</strong>
青山翔吾氏。東京大学大学院修了。
基礎地盤コンサルタンツの地震災害調査を担う若きエンジニア。
「大学の指導教授に同行させていただいたときは、学術的な調査が主なものとなります。今回は民間のコンサルタント会社としての調査報告なので、方法や意義が少し異なります。あくまでも素早い調査と公表が重視されます。まず現状把握を優先し、その時点で判明している情報を可能な限り集約して、我々なりに地震被害のメカニズムを推論する。時間を掛けた調査報告書には内容の点では劣るかもしれませんが、なるべく早い時点で、分かったことに加えて、いったい何が不明なのかを理解してもらうことも重要となります。地盤の液状化、斜面災害の現況など、我々が調査しコメントした情報が、将来的な復興や対策を考えていくうえで少しでも役立つよう考えて調査しました」
「大学の指導教授に同行させていただいたときは、学術的な調査が主なものとなります。今回は民間のコンサルタント会社としての調査報告なので、方法や意義が少し異なります。あくまでも素早い調査と公表が重視されます。まず現状把握を優先し、その時点で判明している情報を可能な限り集約して、我々なりに地震被害のメカニズムを推論する。時間を掛けた調査報告書には内容の点では劣るかもしれませんが、なるべく早い時点で、分かったことに加えて、いったい何が不明なのかを理解してもらうことも重要となります。地盤の液状化、斜面災害の現況など、我々が調査しコメントした情報が、将来的な復興や対策を考えていくうえで少しでも役立つよう考えて調査しました」
「大学の指導教授に同行させていただいたときは、学術的な調査が主なものとなります。今回は民間のコンサルタント会社としての調査報告なので、方法や意義が少し異なります。あくまでも素早い調査と公表が重視されます。まず現状把握を優先し、その時点で判明している情報を可能な限り集約して、我々なりに地震被害のメカニズムを推論する。時間を掛けた調査報告書には内容の点では劣るかもしれませんが、なるべく早い時点で、分かったことに加えて、いったい何が不明なのかを理解してもらうことも重要となります。地盤の液状化、斜面災害の現況など、我々が調査しコメントした情報が、将来的な復興や対策を考えていくうえで少しでも役立つよう考えて調査しました」
能登地震の発生時、里帰り中の青山は福井県福井市にいた。被災した能登半島は、実家からクルマで1時間弱で到着する距離にある。すぐにでもクルマを走らせ、調査へと向かいたかったと、青山は素直に語る。だが、まずは人命救助、応急の復旧作業、報道など、「現地入りの順序」に対するコンセンサスがある。
<strong>能登地震の発生時、里帰り中の青山は福井県福井市にいた。被災した能登半島は、実家からクルマで1時間弱で到着する距離にある。すぐにでもクルマを走らせ、調査へと向かいたかったと、青山は素直に語る。だが、まずは人命救助、応急の復旧作業、報道など、「現地入りの順序」に対するコンセンサスがある。</strong>
<strong>能登地震の発生時、里帰り中の青山は福井県福井市にいた。被災した能登半島は、実家からクルマで1時間弱で到着する距離にある。すぐにでもクルマを走らせ、調査へと向かいたかったと、青山は素直に語る。だが、まずは人命救助、応急の復旧作業、報道など、「現地入りの順序」に対するコンセンサスがある。</strong>
「実家で正月を迎えていたら、大きな揺れにびっくりしました。やはり職業柄、半島の山がちな斜面や港湾部など、その被害が気になりました。まずは現地に入りたい、そんな誘惑と戦いながらも、人命救助・支援チームが優先と考えた。順番があって立場があって、けっして救助の邪魔をすることがあってはならない。以降、そのあたりのタイミングを見計らいながら、社内で調査団が結成され、当時アクセスが可能であった新潟からまずは調査に入り、徐々に震源に近い地域での調査へと移っていきました」
「実家で正月を迎えていたら、大きな揺れにびっくりしました。やはり職業柄、半島の山がちな斜面や港湾部など、その被害が気になりました。まずは現地に入りたい、そんな誘惑と戦いながらも、人命救助・支援チームが優先と考えた。順番があって立場があって、けっして救助の邪魔をすることがあってはならない。以降、そのあたりのタイミングを見計らいながら、社内で調査団が結成され、当時アクセスが可能であった新潟からまずは調査に入り、徐々に震源に近い地域での調査へと移っていきました」
「実家で正月を迎えていたら、大きな揺れにびっくりしました。やはり職業柄、半島の山がちな斜面や港湾部など、その被害が気になりました。まずは現地に入りたい、そんな誘惑と戦いながらも、人命救助・支援チームが優先と考えた。順番があって立場があって、けっして救助の邪魔をすることがあってはならない。以降、そのあたりのタイミングを見計らいながら、社内で調査団が結成され、当時アクセスが可能であった新潟からまずは調査に入り、徐々に震源に近い地域での調査へと移っていきました」
実際の現場での活動は、どのような行程だったのですか?
<strong>実際の現場での活動は、どのような行程だったのですか?</strong>
<strong>実際の現場での活動は、どのような行程だったのですか?</strong>
「1月9日から時期を変えながら延べ10日間ほど、その間は、朝から晩まで調査をしていました。最初、新潟に行き、その後、石川県の南部から能登半島へと少しずつ進んでいきました。道路が寸断された箇所もあり、移動などには慎重を期しました。調査目標(現場)に関しては、基本的には県の発表や災害報告を収集します。さらに、最近はSNSからの情報も無視できません。地元の人などによって、SNS上にさまざまな写真や動画が上がってきますので、そういうところからの情報も貴重です」
「1月9日から時期を変えながら延べ10日間ほど、その間は、朝から晩まで調査をしていました。最初、新潟に行き、その後、石川県の南部から能登半島へと少しずつ進んでいきました。道路が寸断された箇所もあり、移動などには慎重を期しました。調査目標(現場)に関しては、基本的には県の発表や災害報告を収集します。さらに、最近はSNSからの情報も無視できません。地元の人などによって、SNS上にさまざまな写真や動画が上がってきますので、そういうところからの情報も貴重です」
「1月9日から時期を変えながら延べ10日間ほど、その間は、朝から晩まで調査をしていました。最初、新潟に行き、その後、石川県の南部から能登半島へと少しずつ進んでいきました。道路が寸断された箇所もあり、移動などには慎重を期しました。調査目標(現場)に関しては、基本的には県の発表や災害報告を収集します。さらに、最近はSNSからの情報も無視できません。地元の人などによって、SNS上にさまざまな写真や動画が上がってきますので、そういうところからの情報も貴重です」
能登地震の液状化による流動で発生した変状(石川県内灘町西荒屋地区)
印象的な体験はありましたか?
<strong>印象的な体験はありましたか?</strong><strong> </strong>
<strong>印象的な体験はありましたか?</strong><strong> </strong>
「やっぱり液状化の被害です。話だけで聞いていた『(側方)流動』(液状化した地盤が水平方向に移動する現象)というものを、現場で初めて目の当たりにしたのが印象的でした。今まで教科書的な知識しかなかったものが、眼の前に現れた。地形の変化への驚きもあったけど、ビルの変状などを見て、人間の建てた構造物ってこんなにも脆いのか、と愕然としました。また一方で、過去の経験を踏まえ新しい基準類によって設計されているものは、そこまで大きな被害を受けていないものもあるということもわかりました。積み重なる地震被害から学ぶことは大きいんだなと強く感じました」
「やっぱり液状化の被害です。話だけで聞いていた『(側方)流動』(液状化した地盤が水平方向に移動する現象)というものを、現場で初めて目の当たりにしたのが印象的でした。今まで教科書的な知識しかなかったものが、眼の前に現れた。地形の変化への驚きもあったけど、ビルの変状などを見て、人間の建てた構造物ってこんなにも脆いのか、と愕然としました。また一方で、過去の経験を踏まえ新しい基準類によって設計されているものは、そこまで大きな被害を受けていないものもあるということもわかりました。積み重なる地震被害から学ぶことは大きいんだなと強く感じました」
「やっぱり液状化の被害です。話だけで聞いていた『(側方)流動』(液状化した地盤が水平方向に移動する現象)というものを、現場で初めて目の当たりにしたのが印象的でした。今まで教科書的な知識しかなかったものが、眼の前に現れた。地形の変化への驚きもあったけど、ビルの変状などを見て、人間の建てた構造物ってこんなにも脆いのか、と愕然としました。また一方で、過去の経験を踏まえ新しい基準類によって設計されているものは、そこまで大きな被害を受けていないものもあるということもわかりました。積み重なる地震被害から学ぶことは大きいんだなと強く感じました」
地震災害に関する調査報告活動にはいくつかのケースが考えられる。まずは現状を国民に広く知らせる報道機関による調査報道、そして、各学会などの力を借りた公的な調査報告書の作成などである。青山たちが従事する調査活動は、あくまでも民間の自主調査団という位置づけである。前述の現地入りのタイミングや立ち入り許可の申請など、多くの障壁もある。だが、我々建設コンサルタントが調査報告を積み上げていくことにも意義があるはずだ、たしかな手応えまでは掴めないが、国家や建設業界、当該住民、そして一般市民への防災意識の啓発という意味でも、じゅうぶんに意味があるのでないか、少し迷いながらも、青山はそう静かに語る。
<strong>地震災害に関する調査報告活動にはいくつかのケースが考えられる。まずは現状を国民に広く知らせる報道機関による調査報道、そして、各学会などの力を借りた公的な調査報告書の作成などである。青山たちが従事する調査活動は、あくまでも民間の自主調査団という位置づけである。前述の現地入りのタイミングや立ち入り許可の申請など、多くの障壁もある。だが、我々建設コンサルタントが調査報告を積み上げていくことにも意義があるはずだ、たしかな手応えまでは掴めないが、国家や建設業界、当該住民、そして一般市民への防災意識の啓発という意味でも、じゅうぶんに意味があるのでないか、少し迷いながらも、青山はそう静かに語る。</strong>
<strong>地震災害に関する調査報告活動にはいくつかのケースが考えられる。まずは現状を国民に広く知らせる報道機関による調査報道、そして、各学会などの力を借りた公的な調査報告書の作成などである。青山たちが従事する調査活動は、あくまでも民間の自主調査団という位置づけである。前述の現地入りのタイミングや立ち入り許可の申請など、多くの障壁もある。だが、我々建設コンサルタントが調査報告を積み上げていくことにも意義があるはずだ、たしかな手応えまでは掴めないが、国家や建設業界、当該住民、そして一般市民への防災意識の啓発という意味でも、じゅうぶんに意味があるのでないか、少し迷いながらも、青山はそう静かに語る。</strong>
「調査活動の意義はまだまだ絞りきれていないところもあります。ですが、地盤のプロフェッショナルとして、その後の復興や防災計画に少しでも役立てればと思っています。災害はないに越したことはありませんが、地盤の性質や土地の問題点など、地震があることによって分かることもいっぱいあります。耐久期間を含めて安全だと思っていたものが、地震によって脆弱性を露呈する。そういう変化をなるべく多くの方に知っていただきたい。現象を見て、新たなメカニズムを追求して、また新たな防災体制を構築する。不幸中の幸いではないですが、地震調査をきっかけにして、新たな視点や新たな着想が生まれてくればいいなと考えています。また、社内に対しても、単発の報告会で終わらせるのではなく、継続的な意見交換会をフォローしていけるような体制を作れたらと思います。うちの会社の得意とする地盤関連知識のアーカイブスのようなものが構築できて、それが会社の武器になり、また社会にも広く貢献できたらと思っています」
「調査活動の意義はまだまだ絞りきれていないところもあります。ですが、地盤のプロフェッショナルとして、その後の復興や防災計画に少しでも役立てればと思っています。災害はないに越したことはありませんが、地盤の性質や土地の問題点など、地震があることによって分かることもいっぱいあります。耐久期間を含めて安全だと思っていたものが、地震によって脆弱性を露呈する。そういう変化をなるべく多くの方に知っていただきたい。現象を見て、新たなメカニズムを追求して、また新たな防災体制を構築する。不幸中の幸いではないですが、地震調査をきっかけにして、新たな視点や新たな着想が生まれてくればいいなと考えています。また、社内に対しても、単発の報告会で終わらせるのではなく、継続的な意見交換会をフォローしていけるような体制を作れたらと思います。うちの会社の得意とする地盤関連知識のアーカイブスのようなものが構築できて、それが会社の武器になり、また社会にも広く貢献できたらと思っています」
「調査活動の意義はまだまだ絞りきれていないところもあります。ですが、地盤のプロフェッショナルとして、その後の復興や防災計画に少しでも役立てればと思っています。災害はないに越したことはありませんが、地盤の性質や土地の問題点など、地震があることによって分かることもいっぱいあります。耐久期間を含めて安全だと思っていたものが、地震によって脆弱性を露呈する。そういう変化をなるべく多くの方に知っていただきたい。現象を見て、新たなメカニズムを追求して、また新たな防災体制を構築する。不幸中の幸いではないですが、地震調査をきっかけにして、新たな視点や新たな着想が生まれてくればいいなと考えています。また、社内に対しても、単発の報告会で終わらせるのではなく、継続的な意見交換会をフォローしていけるような体制を作れたらと思います。うちの会社の得意とする地盤関連知識のアーカイブスのようなものが構築できて、それが会社の武器になり、また社会にも広く貢献できたらと思っています」
地質に小さい頃から興味があったのですか?
<strong>地質に小さい頃から興味があったのですか?</strong>
<strong>地質に小さい頃から興味があったのですか?</strong>
「実家が工務店なのでもともと建築関係には親しみがありました。親が設計をして現場に自ら出向いていくみたいな光景を見て、私も大学で、最初建築を考えていたのですが、その後専門性を選択していく過程で、コンクリートやそれに伴う土質力学に移っていきました。大学では、実際の地盤というより、理想的な地盤の状態や挙動など、もう少しピンポイントの研究をしていました。これからは、理想化された地盤だけじゃなくて、もう少し広い視野で地盤に関わるのもおもしろそうだなと思い、入社しました」
「実家が工務店なのでもともと建築関係には親しみがありました。親が設計をして現場に自ら出向いていくみたいな光景を見て、私も大学で、最初建築を考えていたのですが、その後専門性を選択していく過程で、コンクリートやそれに伴う土質力学に移っていきました。大学では、実際の地盤というより、理想的な地盤の状態や挙動など、もう少しピンポイントの研究をしていました。これからは、理想化された地盤だけじゃなくて、もう少し広い視野で地盤に関わるのもおもしろそうだなと思い、入社しました」
「実家が工務店なのでもともと建築関係には親しみがありました。親が設計をして現場に自ら出向いていくみたいな光景を見て、私も大学で、最初建築を考えていたのですが、その後専門性を選択していく過程で、コンクリートやそれに伴う土質力学に移っていきました。大学では、実際の地盤というより、理想的な地盤の状態や挙動など、もう少しピンポイントの研究をしていました。これからは、理想化された地盤だけじゃなくて、もう少し広い視野で地盤に関わるのもおもしろそうだなと思い、入社しました」
福井県福井市出身。趣味はヘラブナ釣り。
青山の学生生活は長きに渡った。学部卒業後、東京大学大学院に進学、その途中、休学などを挟み、群馬県の農家で農作業のアルバイトに精を出すなどの経験もした。博士後期課程は自己都合で満期退学したものの、法政大学非常勤講師を勤めるほか、千葉工業大学金田研究室との共同研究に参加し、改良土などの研究に従事する。2019年には、論文がインド地盤工学会から賞を授与された。また、過去には、土木研究所交流研究員として、セメントなどを用いて強くした土の耐久性、地盤構造物の設計に必要となる雨の強さなどに関する研究にも従事してきた。
<strong>青山の学生生活は長きに渡った。学部卒業後、東京大学大学院に進学、その途中、休学などを挟み、群馬県の農家で農作業のアルバイトに精を出すなどの経験もした。博士後期課程は自己都合で満期退学したものの、法政大学非常勤講師を勤めるほか、千葉工業大学金田研究室との共同研究に参加し、改良土などの研究に従事する。2019年には、論文がインド地盤工学会から賞を授与された。また、過去には、土木研究所交流研究員として、セメントなどを用いて強くした土の耐久性、地盤構造物の設計に必要となる雨の強さなどに関する研究にも従事してきた。</strong>
<strong>青山の学生生活は長きに渡った。学部卒業後、東京大学大学院に進学、その途中、休学などを挟み、群馬県の農家で農作業のアルバイトに精を出すなどの経験もした。博士後期課程は自己都合で満期退学したものの、法政大学非常勤講師を勤めるほか、千葉工業大学金田研究室との共同研究に参加し、改良土などの研究に従事する。2019年には、論文がインド地盤工学会から賞を授与された。また、過去には、土木研究所交流研究員として、セメントなどを用いて強くした土の耐久性、地盤構造物の設計に必要となる雨の強さなどに関する研究にも従事してきた。</strong>
研究者としてもご活躍の青山さんですが、今後はどんな目標を持っていますか?
<strong>研究者としてもご活躍の青山さんですが、今後はどんな目標を持っていますか?</strong>
<strong>研究者としてもご活躍の青山さんですが、今後はどんな目標を持っていますか?</strong>
「うちの会社は、地盤調査から解析、設計まで、地盤に関するスペシャリストが揃っています。私はそんなスペシャリストたちの貴重な知識を何倍もの力にできるようなコーディネーターになりたいと思っています。そのためにも社外のいろんなネットワークを活用したり、研究会や勉強会などにも積極的に出させてもらっています。比較的自由にやらせてもらっているとは言え、研究者などと言われるのはおこがましいですが、願わくば、何でも相談にのることができる地盤のスペシャリストになりたい。自分だけじゃわからなくても、そこに人をつなげて、大きなネットワークの力で問題解決していく。まだまだ、経験不足、勉強不足ですが、そんなエンジニアになれたらなと思っています」
「うちの会社は、地盤調査から解析、設計まで、地盤に関するスペシャリストが揃っています。私はそんなスペシャリストたちの貴重な知識を何倍もの力にできるようなコーディネーターになりたいと思っています。そのためにも社外のいろんなネットワークを活用したり、研究会や勉強会などにも積極的に出させてもらっています。比較的自由にやらせてもらっているとは言え、研究者などと言われるのはおこがましいですが、願わくば、何でも相談にのることができる地盤のスペシャリストになりたい。自分だけじゃわからなくても、そこに人をつなげて、大きなネットワークの力で問題解決していく。まだまだ、経験不足、勉強不足ですが、そんなエンジニアになれたらなと思っています」
「うちの会社は、地盤調査から解析、設計まで、地盤に関するスペシャリストが揃っています。私はそんなスペシャリストたちの貴重な知識を何倍もの力にできるようなコーディネーターになりたいと思っています。そのためにも社外のいろんなネットワークを活用したり、研究会や勉強会などにも積極的に出させてもらっています。比較的自由にやらせてもらっているとは言え、研究者などと言われるのはおこがましいですが、願わくば、何でも相談にのることができる地盤のスペシャリストになりたい。自分だけじゃわからなくても、そこに人をつなげて、大きなネットワークの力で問題解決していく。まだまだ、経験不足、勉強不足ですが、そんなエンジニアになれたらなと思っています」
息抜きは街歩きだという青山氏。
<strong>息抜きは街歩きだという青山氏。</strong>
<strong>息抜きは街歩きだという青山氏。</strong>
「最近は、武蔵野の小平、国分寺周辺の崖地周辺を歩いたり、湧き水なんかを探したりして楽しんでいます。学生の頃だと、崖や周辺の景色を見ても、ああ危険だなとか、きれいだな、としか見えていなかったのが、こういう会社に入り、現場をまわり、いろいろな知識を積み重ねるようになると、この崖や景色がどうやってできたのかに、ちょっと思いを馳せるようになりました。純粋に大学で研究だけをやっていたら、そういう思いには至らなかったのかもしれません。やっぱり一種のジオエンジニア的なフィルターってあるのかもしれないなと感じています」
「最近は、武蔵野の小平、国分寺周辺の崖地周辺を歩いたり、湧き水なんかを探したりして楽しんでいます。学生の頃だと、崖や周辺の景色を見ても、ああ危険だなとか、きれいだな、としか見えていなかったのが、こういう会社に入り、現場をまわり、いろいろな知識を積み重ねるようになると、この崖や景色がどうやってできたのかに、ちょっと思いを馳せるようになりました。純粋に大学で研究だけをやっていたら、そういう思いには至らなかったのかもしれません。やっぱり一種のジオエンジニア的なフィルターってあるのかもしれないなと感じています」
「最近は、武蔵野の小平、国分寺周辺の崖地周辺を歩いたり、湧き水なんかを探したりして楽しんでいます。学生の頃だと、崖や周辺の景色を見ても、ああ危険だなとか、きれいだな、としか見えていなかったのが、こういう会社に入り、現場をまわり、いろいろな知識を積み重ねるようになると、この崖や景色がどうやってできたのかに、ちょっと思いを馳せるようになりました。純粋に大学で研究だけをやっていたら、そういう思いには至らなかったのかもしれません。やっぱり一種のジオエンジニア的なフィルターってあるのかもしれないなと感じています」
実はまだ独身である若き地震調査マン。季節のおいしいものやお酒も大好きです、と屈託なく笑った。(敬称略)
<strong>実はまだ独身である若き地震調査マン。季節のおいしいものやお酒も大好きです、と屈託なく笑った。(敬称略)</strong>
<strong>実はまだ独身である若き地震調査マン。季節のおいしいものやお酒も大好きです、と屈託なく笑った。(敬称略)</strong>
]]> 弊社は令和6年11月の大雨によるJR山陰本線石見津田~益田駅間の地すべり災害において復旧活動を行い、迅速かつ的確な復旧活動を行い、JR西日本様より感謝状を頂きました。
弊社は、JR各部署をはじめ8社以上の関連業者とともにOneチームとなって復旧活動に携わりました。調査計画の立案から地質調査までを迅速かつ的確に進め、発災から約18日間という短期間での運転再開を実現しました。運転再開後も、地すべりの機構解析を行い、恒久復旧に向けた対策設計を迅速に実施しました。
今後も災害復旧を通じて安全安心な社会の構築に貢献してまいります。
弊社は令和6年11月の大雨によるJR山陰本線石見津田~益田駅間の地すべり災害において復旧活動を行い、迅速かつ的確な復旧活動を行い、JR西日本様より感謝状を頂きました。
弊社は、JR各部署をはじめ8社以上の関連業者とともにOneチームとなって復旧活動に携わりました。調査計画の立案から地質調査までを迅速かつ的確に進め、発災から約18日間という短期間での運転再開を実現しました。運転再開後も、地すべりの機構解析を行い、恒久復旧に向けた対策設計を迅速に実施しました。
今後も災害復旧を通じて安全安心な社会の構築に貢献してまいります。
被災状況 線路の曲がり
復旧状況
2024年版の『中学生のためのお仕事ブック』で紹介されました。
2024年版の『中学生のためのお仕事ブック』で紹介されました。
愛知県
札幌市
基礎地盤コンサルタンツ株式会社(代表取締役:野村英雄)は、東洋建設株式会社(代表取締役 会長執行役員 CEO 吉田真也、本社:東京都千代田区)※1との間において、2025年2月19日、海底ケーブルエンジニアリングサービスに関する協業の覚書を締結しました。
基礎地盤コンサルタンツ株式会社(代表取締役:野村英雄)は、東洋建設株式会社(代表取締役 会長執行役員 CEO 吉田真也、本社:東京都千代田区)※1との間において、2025年2月19日、海底ケーブルエンジニアリングサービスに関する協業の覚書を締結しました。
洋上風力発電事業において、わが国の複雑な海底地形や地質は、海底ケーブル敷設・埋設の施工や運用のリスク要因となります。基礎地盤コンサルタンツは「海底地質リスク評価研究会(SSSGR)」の活動を通じて、日本沿岸域での海底断層活動や地滑りによる自然災害などの海底地盤リスクの評価手法の確立を進めております。一方、東洋建設はケーブル埋設の実証実験を行うなど埋設能力の定量的な評価に取り組んでおります。
今回の協業によって、両社が培ってきた技術力を共に活かし、日本の自然環境や制約条件を反映させ、海底ケーブルに対する施工能力や運用開始後のリスクを定量的に評価する手法を確立します。
当社は、これらの施策をとおして海底ケーブル調査の幅広いポジションで高品質なサービスを提供してまいります。当社は本取り組みを通じて、洋上風力関連事業の海上調査分野でトップクラスシェアを維持し、2050年カーボンニュートラルの実現、海洋そのものが持つ可能性を最大限に広げ、未来につなげていくため、挑戦・貢献してまいります。
洋上風力発電事業において、わが国の複雑な海底地形や地質は、海底ケーブル敷設・埋設の施工や運用のリスク要因となります。基礎地盤コンサルタンツは「<a href="/SSSGR/">海底地質リスク評価研究会(SSSGR)</a>」の活動を通じて、日本沿岸域での海底断層活動や地滑りによる自然災害などの海底地盤リスクの評価手法の確立を進めております。一方、東洋建設はケーブル埋設の実証実験を行うなど埋設能力の定量的な評価に取り組んでおります。
今回の協業によって、両社が培ってきた技術力を共に活かし、日本の自然環境や制約条件を反映させ、海底ケーブルに対する施工能力や運用開始後のリスクを定量的に評価する手法を確立します。
当社は、これらの施策をとおして海底ケーブル調査の幅広いポジションで高品質なサービスを提供してまいります。当社は本取り組みを通じて、洋上風力関連事業の海上調査分野でトップクラスシェアを維持し、2050年カーボンニュートラルの実現、海洋そのものが持つ可能性を最大限に広げ、未来につなげていくため、挑戦・貢献してまいります。
洋上風力発電事業において、わが国の複雑な海底地形や地質は、海底ケーブル敷設・埋設の施工や運用のリスク要因となります。基礎地盤コンサルタンツは「<a href="/SSSGR/">海底地質リスク評価研究会(SSSGR)</a>」の活動を通じて、日本沿岸域での海底断層活動や地滑りによる自然災害などの海底地盤リスクの評価手法の確立を進めております。一方、東洋建設はケーブル埋設の実証実験を行うなど埋設能力の定量的な評価に取り組んでおります。
今回の協業によって、両社が培ってきた技術力を共に活かし、日本の自然環境や制約条件を反映させ、海底ケーブルに対する施工能力や運用開始後のリスクを定量的に評価する手法を確立します。
当社は、これらの施策をとおして海底ケーブル調査の幅広いポジションで高品質なサービスを提供してまいります。当社は本取り組みを通じて、洋上風力関連事業の海上調査分野でトップクラスシェアを維持し、2050年カーボンニュートラルの実現、海洋そのものが持つ可能性を最大限に広げ、未来につなげていくため、挑戦・貢献してまいります。
*1 東洋建設株式会社・・・ 海洋土木工事を強みとする総合建設会社。近年では特に洋上風力発電事業に注力しており、海底ケーブル敷設・埋設をはじめ、浮体・着床式洋上風車にかかわる技術開発とリソース整備など、海上工事分野のリーディングカンパニーを目指し、取り組みを進めている。
*1 東洋建設株式会社・・・ 海洋土木工事を強みとする総合建設会社。近年では特に洋上風力発電事業に注力しており、海底ケーブル敷設・埋設をはじめ、浮体・着床式洋上風車にかかわる技術開発とリソース整備など、海上工事分野のリーディングカンパニーを目指し、取り組みを進めている。
*1 東洋建設株式会社・・・ 海洋土木工事を強みとする総合建設会社。近年では特に洋上風力発電事業に注力しており、海底ケーブル敷設・埋設をはじめ、浮体・着床式洋上風車にかかわる技術開発とリソース整備など、海上工事分野のリーディングカンパニーを目指し、取り組みを進めている。
お問い合わせ:基礎地盤コンサルタンツ株式会社
営業本部 営業戦略室(TEL:03-6368-8840)
お問い合わせ:基礎地盤コンサルタンツ株式会社
営業本部 営業戦略室(TEL:03-6368-8840)
お問い合わせ:基礎地盤コンサルタンツ株式会社
営業本部 営業戦略室(TEL:03-6368-8840)
電脳粒度(AI粒度分析)がNETISに新技術として登録されました
【承認された新技術登録申請情報】
新技術名称 画像分析AIを用いた簡易的な土の粒度分析システム
NETIS番号 TH-240027-A
電脳粒度(AI粒度分析)がNETISに新技術として登録されました
【承認された新技術登録申請情報】
新技術名称 画像分析AIを用いた簡易的な土の粒度分析システム
NETIS番号 TH-240027-A
<a href="https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=TH-240027%20">NETISWebサイト</a>
<a href="https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=TH-240027%20">NETISWebサイト</a>
AIクラウド AIで簡易粒度判定 「電脳粒度」(電脳地盤シリーズ)
<a href="/services/ai/">AIクラウド AIで簡易粒度判定 「電脳粒度」(電脳地盤シリーズ)</a>
<a href="/services/ai/">AIクラウド AIで簡易粒度判定 「電脳粒度」(電脳地盤シリーズ)</a>
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